新潟は米どころとして有名ですが、実は古くから製造業も盛んな地域です。
和釘から始まり新潟工業発展の基礎となる石油掘削技術による各種機械の発展が工作機械、造船、エンジン、素材技術、半導体素材と発展し百年以上の歴史を刻んできました。
そこで培われた高度な技術力、製造力を武器に、航空機部品の製造にも多くの企業が個別に取り組んできました。 一方、航空機産業の大手メーカーでは、機械加工、板金加工、表面処理など各工程を別々の下請け企業へ発注していましたが、効率の良い部品調達やリードタイム短縮のため、複数の工程を一貫して発注したいとの要望が生まれてきました。
その要望に、新潟ならではの高度な製造技術力と厳しい冬の寒さにも負けない実直な県民性をもって応えようと結成されたのが航空機産業クラスターNSCAです。